ミツキボクシングジム Now Loading...

OPBF&日本女子・バンタム級王座獲得!

2020年1月28日に開催されたプロボクシングイベント“Dangan233”にて奥田朋子が谷山 佳菜子選手(ワタナベ)を下し、OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座を獲得しチャンピオンとなりました!!
皆様方よりの多大な応援、ご支援、誠にありがとうございました。
ミツキボシングジム一同、この現状に甘んじることなく精進してまいります。

奥田朋子へインタビュー

ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・谷山選手とのダイレクトリマッチが決まった時、どのような心境でしたか?

「つ、ついに来たか…」という感じでした。覚悟はできていましたが、いざ試合が決まると毎回の試合の時もそうなんですが、気持ちのスイッチを切り替えるのに勇気が要ります。

・1度手を合わした谷山選手との再試合に向けて特別な練習は行いましたか?

相手のリズムや出してくる手や姿勢をイメージして、いくつか「これをされたらコレ、こういう場合はコレ」という動きをトレーナーと共に練習を行いました。
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・前日計量時に対面した時、どのような心境でしたか?

特に何も感じなかったです。しいて言えば、前回の時よりも相手が細く見えました。

・タイトルマッチ前夜は何を食べましたか?また寝られましたか?

ハンバーグ定食をいただきました。ここ数年、試合前日の夕飯はハンバーグ定食と決めています。春木監督と宮崎後援会長に連れて行っていただきました。睡眠は十分にとれました。春木監督からいただいた「蒸気ホットアイマスク」をつけていたら知らないうちに寝ていました。
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・タイトルマッチ当日の起床後はどのようなことをしていましたか?

まずは朝食に喫茶店に連れて行っていただき大好きなホットケーキとコーヒーを食べました。そしてホテルに帰ってからは、また少し寝ました。そして昼食にうどんを食べました。後楽園で試合の時は夕方なのでゆっくりできていいですね。そのあとも部屋で過ごしながら、試合着に「OPBF」のワッペンを手で縫いつけました。ゆっくりイメージトレーニングをした後、ベッドの上でストレッチを行い準備をしました。

・会場に到着してから試合が始まるまで、どのような心境でしたか?

淡々と試合に向けての準備を行いました。目の前のすべきことを順番にしていく感じです。毎回の試合においても緊張はしないように、日頃からメンタルトレーニングをして準備しています。元々私はとても緊張するタイプだったために試行錯誤の上で身に付けた術です。
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・会場入場-リングイン-谷山選手との対峙、どのような心境でしたか?

入場時、私の心は波ひとつないほどにとても落ち着いていました。応援に駆けつけてくれた私の親しい人達の温かい声援にも笑顔で対応出来ました。 リング下で、ジムの会長、トレーナー、仲間たちとの円陣…私の「いくぞーーーー!!!」からの皆の「うおーーーーー!!!」。この恒例行事で、私のスイッチは完全にオン状態に。リングに上がり、被っていたガウンのフードをとり、リングを一周しました。振り返ってみると、この時に初めて少しだけ「これが、アウェーか」と感じた瞬間でした。その後、谷山選手が入場し向き合っている最中ずっと私は谷山選手の目を見続けていました。相手の気持ちを感じて、その上で自分の気持ちのエネルギーの方が大きいことを相手にも感じさせることが狙いでした。そしてレフリーの説明を受けている際にも、ゴングがなるまで相手とは目が合うことはありませんでした。

・長く過酷な戦いの最中、どのような心境でしたか?

目の前のすべきことを1つ1つこなしていく、という落ち着いた感じです。焦ることも、興奮することもなかったように思います。4ラウンド終了時の途中採点の発表では、1-0という微々たる差ではあったのですが、「よし、いける。このまま続けるぞ」と安心したことを覚えています。
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・偶然のバッティングによる谷山選手の重度の負傷により負傷判定となりましたが、判定結果を待っている間どのような心境でしたか?

「奥田、奥田、大丈夫、奥田!!」と思っていました。

・見事タイトル獲得された瞬間、いかがでしたか?

素直に感情を前面に出して、大喜び出来たことが、振り返ってみると私にとってもとても新鮮で驚きでした。それはまるで、5歳の子どもが欲しかったおもちゃを買ってもらえた時のような素直な喜びのようでした。「私、こんな風に喜ぶんだ」と発見した感じです。
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

・今後の展望をお聞かせください。

是非世界戦に挑戦させていただきたいです。 あと、ボクシングモバイルさんの戦力分析で、パンチ力が低く評価されていたので、パンチ力を付けたいと思います(*^_^*)

・奥田選手ファンの皆様へ一言お願いします。

いつも熱い応援をしていただき本当にありがとうございます。今後、1人のチャンピオンとして誇りを持ち、ますます精進してきます。 私がボクシングを志している1つの理由として、「私が闘っている姿を観た方々に、元気、笑顔になってもらいたい、勇気を持ってもらいたい」というのがあります。30歳からボクシングを始めた人でも、チャンピオンになった人がいる、何事もスタートすることに遅すぎるということはないんだ、と思ってもらえるきっかけになれたら嬉しいです。自分の気持ちのままに、皆さんんのやりたいことを始める気持ちの背中を押せるような、そんな存在になれたら、と思っています。皆さん、気軽に声をかけていただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。

おまけ

ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠
ミツキボクシングジム所属 奥田朋子 OPBF女子東洋太平洋バンタム級王座および日本女子バンタム級王座戴冠

▲Page Top